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予兆と予知、歪エネルギーの蓄積と解放サイクル(臨界サイクル)、地殻変動

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九州地方

九州・中・四国地方 地殻変動

九州地方の最新の歪エネルギー(臨界サイクル)の状態と予兆

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震源分布(LON-LAT)

震源分布

九州地方の震源分布は、1997年1月1日から2013年3月12日までに発生したマグニチュードが3.0以上の地震で、それらは気象庁の全国震源カタログと一元化震源カタログから集めたものである。水色の点で示された各地震の震央は、マグニチュード(MAG)が3.0以上3.5未満で、黒色の丸印 を水色で塗りつぶした震央は、MAGが3.5以上の地震である。MAGが5以上で6未満の地震には、橙色の三角印、MAGが6以上の地震には、薄橙色で塗りつぶした丸印、MAGが7以上の地震には、薄茶色の四角印を付けた。

最新の歪エネルギー密度

この領域に発生した地震でマグニチュードMが3.3以上の震源要素の時系列d(c,m)を作成する。d(INT,m)を個数40イベント で移動平均する。移動平均した時系列d(INT,m)>の過去の最大値がそれぞれ1となるように規格化した時系列を、NCI(m,40)とする。同様に、移動平均した<d(DEP,m)>を規格化した時系列を、NCD(m,40)とする。規格化に用いた2つの時系列の過去16年間の最大値d(INT,m)maxと最大値d(DEP,m)maxは、

  • m = 1352 (2004/06/15)の時、<d(INT,m)max= 96.2862 時間、

  • m = 40 (1997/03/26)の時、<d(DEP,m)max=76.15 km

  • となる。これらNCI(m,40)NCD(m,40)とが、この選択した領域の歪エネルギー密度に比例した量となる。

    3番目以降のスライドの左側の縦軸目盛は、歪 エネルギー密度、NCI(m,40)NCD(m,40)の相対目盛である。又、右側の縦軸の5以上の目盛は、時系列[d(MAG,m)]MAGとラベル付けした矢印の高さのグラフの目盛である。従って、MAGのグラフは、マグニチュード(MAG)5以上になると表示される。右側の縦軸目盛にLONとラベル付けされている目盛り範囲は、震源パラメータの時系列[d(LON,m)]を点グラフにした、LONの目盛で、経度の129度〜134度に相当する。横軸は、各グラフに共通な時間mで、地震の発生順番を示すインデックスで もある。

    エネルギー密度が描くサイクルは、大地震、巨大地震の発生と同期していて、サイクルのピークは、必ず、発生の前に起きる。大地震や巨大地震の発生直前から、加速された地震モーメントを開放する、AMR (Accelerated-Moment-Release)現象を検出 すると、大地震、巨大地震が、この領域、もしくは接する領域に何時発生しても不思議でない、地殻の応力の臨界状態を検出している事になる。

    最新のCQKかCQT予兆の検出

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    地震予知情報に使用しているデータは、防災科学技術研究所と国土地理院がオンライン公開している気象庁一元化処理の震源要素と電子基準点のF3座標値です。

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    Last Updated : 2015/11/23 11:40