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琉球地方沖縄付近の最新の歪エネルギー(臨界サイクル)の状態と予兆 表示したマグニチュードが7以上の大地震には年代のラベル(EQ label)を付記した。これら大地震の震源情報のmは、発生時刻(イベント数)、INTは、 大地震発生直前のマグニチュード3.5以上の震源時(地震発生時刻)の間隔時間である。
蓄積された歪エネルギー密度のサイクル(臨界サイクル)図の説明 震源分布に表示した地域で、沖縄を中心とした(LAT=25-30,LON=127-133)の地震発生の変化を、震源要素cの時系列d (c, m) とする。震源要素cがINTとDEPの時系列d(INT,m)とd(DEP,m)のランダム変化を平滑し、最大の変動値が1となるように規格化する。平滑は、移動平均でも累積加算でも良い。d(INT,m)を個数40イベント で移動平均する。移動平均した時系列<d(INT,m)>の過去の最大値がそれぞれ1となるように規格化した時系列を、NCI(m,40)とNCI(m,70)とする。 同様に、d (DEP, m) の移動平均個数を40イベントとした<d(DEP,m)>を規格化した時系列を、NCD(m,40)とする。NCI(m,40)とNCD(m,40)の規格化に用いた2つの時系列の過去16年間の最大値<d(INT,m)>maxと最大値<d(DEP,m)>maxは、 となる。最大値が1となる様に規格化したNCI(m,40)とNCD(m,40)は 、この領域に地震を発生させる 地殻に蓄積された歪エネルギー密度となる。この歪エネルギー密度の変化は、大地震発生と同期し、蓄積と解放のサイクルを繰り返す。サイクルのピークは、大地震発生前に出現 するので、そのピークは、地殻の応力の蓄積状態が臨界状態に到達して、何時大地震が発生しても不思議でない状態に対応する。 臨界サイクル図には、地震の発生場所を示す経度(LON)を点で、縦軸に相対スケール表示し、その上下幅は、領域の経度幅に相当する。発生した地震のマグニチュードが5もしくは6以上になると、その大きさ(MAG)は、右側の縦軸スケールを用い、緑色の矢印の高さで表示している。 中規模群発地震発生等の例外はあるが、異なる観測窓(時間と震源要素のINTとDEP)とで観察している歪エネルギー密度が共にピーク値に達し、M3.5以上の地震がこの領域内で多発しはじめると、そのピーク値から減少し始め、その減少が加速し始めると、M6以上の大地震が 領域のどこかに発生する。 臨界サイクルのより詳しい説明は、臨界サイクルを参照してください。 最新のCQKかCQT予兆の検出
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地震予知情報に使用しているデータは、防災科学技術研究所と国土地理院がオンライン公開している気象庁一元化処理の震源要素と電子基準点のF3座標値です。 Copyright © 2003 TEC21. All rights reserved. This website has been opened since June 2003. Last Updated : 2015/11/23 11:40 |